BPD(児頭大横径)が小さいと言われたムスメ。入院になった話②

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毎日元気に成長しながら過ごしている5ヶ月のムスメ。

1ヶ月検診も、4ヶ月検診も異常はなく、体重も成長曲線の真ん中を推移しています。

しかし、在胎32週で胎児発育遅延の診断、特にBPDが通常の3~5週程度遅れていると言われ、経過観察のため出産まで7週間入院していました

入院当時の状況、BPDが3~5週遅れのサイズで小さい

赤ちゃんが小さめ、特にBPD(児頭大横径)が細長く、逆子であることを加味して補正しても3~5週程度遅れている。
考えられる原因としては、①個性の範囲、②遺伝子異常、小頭症というものがある。
②遺伝子異常は子供がある程度発育しないとわからないケースがある。また、小頭症はウイルス感染が原因で起こることがあり、もろもろの感染症チェックは入院時に検査しているとのこと(当時すべての結果が出そろっていませんでしたが、後日確認したところすべて異常なしでした)。

遺伝子異常、小頭症というワードに強い不安を持ちながらも、ネットで色々と調べることも怖かったので、家族に持ってきてもらった本を読んだり、この入院の時間を何か意義のある時間にしなくちゃな等と考えて気を紛らわせていました。

ブログの執筆について考えたり、調べたりしていたのもこの入院期間でした。

入院翌日のエコーでの測定データは下の写真の通り。

BPD(児頭横大径)が27週相当である旨が記載されています。

NSTではいつも元気、その元気さが心の支えに

NST(ノンストレステスト)は20分程度お腹にセンサーを2か所あて、赤ちゃんの心拍をモニタリングする検査です。

入院中は毎日午前中にこのNSTを行い、赤ちゃんが元気であることを医師、看護師さんと確認し合っていました。

毎日NSTのセンサーをお腹にあてるとなぜか元気に動き出す我が子。

今日も元気だぞー!」と張り切って教えてくれているかのようでした。

胎動が激しすぎて赤ちゃんの心拍が170~180回/分が続き、40分程NSTを装着し落ち着くまで経過を見ていたことも。結果は特に問題なかったようで、

その時は「赤ちゃん、大運動会開いてたね(笑)」と看護師さんが笑いに変えてくれました。

私自身、食欲もあり特に体調が悪いところがありませんでした。NSTが終わってしまうと、15時からの面会時間まではすることがなくなっていました。

NSTの機械。気になって心拍数(赤字)から目が離せませんでした。

これまで楽しみだった診察は緊張感のある少し怖いものに

診察、お腹のエコー、経腟エコーは週2回でした。

外来通院していた時は診察、エコーでは赤ちゃんを見ることが楽しみで今か今かと待っていました。

しかし、入院中のエコーは楽しみだけど、少し緊張感のある、胸のざわざわする時間となりました。

医師がBPDを測定し始めると、「前回よりすごく大きくなっているよ」という言葉を期待して固唾をのんでいました。

エコーでは赤ちゃんは小さいなりに少ーしずつ大きくなっているようでありましたが、「エコーは誤差の出るものだし、何とも言えないね。でも元気そうだから大丈夫」ということをいつも言われていました。

通常だと2週間置きでどのくらい成長しているか見ることが多いため、週2回の間での評価は少し難しいようです。

エコーは体の測定、羊水量の測定、血流、臓器の確認など一通り終わると、赤ちゃんの顔を見せてくれました。

口をもぐもぐさせていたり、手を口のところに持って行っていたり、いつも元気な姿を見せてくていました。

それまでこわばっていた自分の顔も、赤ちゃんの様子がわかると自然に顔が緩んで笑顔になっていました。

赤ちゃんの持つパワーってすごい。

診察後、医師にエコーの時間が少し怖くなったことを伝えると

「そうだよね、外来のエコーで問題ないと思っていても後から何らかの病気が見つかることもあるからね。どの場合にしてもお母さんからしたら不安だよね」

と声をかけてくれました。

外来から感じていましたが、産婦人科の先生は皆優しいです。

些細な質問や不安を表出しても面倒くさそうな様子や忙しそうな様子を見せずに、正面から向き合ってくれる先生が多かったです。

そのため、生まれてくるまでBPD小さい原因わからないという不安な状況でありながらも、この先生たちにお任せしていれば自分が思案せずとも、きっと最善の道に導いてもらえる、と感じていました。

32週4日目のムスメ。こちらを向くように映っています。
入院になった時の詳細について記載したページです

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