現在5か月になり、寝返りを打ち始め、離乳食も始めたムスメ。
先日は下の歯茎に小さく歯の芽が生え始めたのを発見しました。
今日も転がったり、大きな声を出したり、元気いっぱい過ごしています。
しかし、胎児だった頃は32週よりBPD(児頭大横径)が小さく胎児発育遅延との診断で、38週の帝王切開での出産に至るまで1ヶ月半の入院を要しました。
結論、今のところ何の問題も指摘されていず、出生後は発育曲線のちょうど真ん中を推移しています。
色々なことを考え不安になり、苦しんだ1ヶ月半。
当時とにかく元気に生まれてきてくれたらそれでいい、と何度願ったことか。
しかし今になると日々の育児の大変に埋もれてしまいそうなその願いを、忘れぬように備忘録として書きます。
32週3日目の診察で胎児発育遅延と診断され、入院へ
2月某日、2週間ぶりにエコーで赤ちゃんを見れることが楽しみで仕方なかった診察。
24週の診察で逆子ちゃんであることが分かっていましたが、それ以外はいたって順調でした。
やっと呼ばれた診察で、腹部エコーを受けながら
「ちょーっと小さめかな」と先生がエコーを見ながら話していました。
それまでも逆子ちゃんは頭が細長くなる傾向にあると言われ特に問題視はされていませんでした。
その後の診察で伝えられたことは、
前回の診察(2週間前)から体重が殆ど増えていないということでした。
診断名は「胎児発育遅延」とのことです。
急遽そのまま入院することとなり、毎日のNST(ノンストレステスト)、週2回の診察とエコーを受け、赤ちゃんの元気具合や、発育の程度を確認していくこととなりました。
体動はいつも元気に感じていたため、「こんなに元気だから多分大丈夫。入院していた方がむしろ安心だ」という気持ちで入院。
BPD(児頭大横径)の大きさが通常よりも3~5週程度遅れている
その後、夫を呼んで再度医師から現状の説明を受けました。
赤ちゃんが小さめ、特にBPD(児頭大横径)が細長く、逆子であることを加味して補正しても3~5週程度遅れている。
考えられる原因としては、①個性の範囲、②遺伝子異常、小頭症というものがあると説明されました。
②の小頭症はウイルス感染が原因で起こることがあり、もろもろの感染症チェックは入院時に検査しているとのこと(当時すべての結果が出そろっていませんでしたが、後日確認したところすべて異常なしでした)。
遺伝子異常の場合は他の臓器にも異常がみられることが多いが、エコー上今のところ疑わしい初見はないとのことでした。
②の遺伝子異常など何らかの疾患や異常がある場合は、軽いおなかの張りでも、赤ちゃんの心拍数が下がってしまうなど、赤ちゃんに負担がかかってしまうことがあるため緊急時にすぐに対応でいるように入院して様子を見ることを勧めた次第です、というお話でした。
現時点で赤ちゃんのBPDが小さい原因を特定する手段はもうないため、結局のところ、様子を見ていくことしかできないとのことでした。
遺伝子異常、感染症というワードが出てきて急に不安が強まり、不安と共に始まった入院生活。
臆病で心配性な私。今考えても仕方のない不安が湧き上がってくるたびに、
「ほら、ちゃんと元気だよ!」と教えてくれるかのように胎動がありました。
こんなに元気なんだからきっと大丈夫。その元気さを心の支えに入院生活はスタートしました。
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