こんにちは。2匹のデグー、きなこ♂(7歳)とミルク♀(4歳)を飼育している主婦のさくらです。
今回は、2匹のデグーが同じケージで同居するまでの流れを振り返ってみます。
あくまで我が家の体験談であり、デグーには個性様々であるため皆がこのようにスムーズにいくとは限りませんが、参考程度に読んでいただければと思います。
2匹目お迎え時の年齢と性格
- 【きなこ】 オス 当時3歳
- 性格:飼い主にベタ慣れ状態、食いしん坊、甘えん坊、人懐っこい
- 使用していたケージ:SANKOイージーホーム40ハイ-BK(https://www.sanko-wild.com/c74/)
- 【ミルク】 メス 当時0歳1ヶ月くらい(詳細不明)
- 性格:警戒心が強そう(お迎えしたばかりで把握しきれていない)
- 使用していたケージ:イージーホームR37ハイ WH(https://www.sanko-wild.com/animal/c_c721.htm)
きなこは飼い主にベタ慣れ状態だったので、新入りデグーを受け入れてくれるかな…?という心配がありました。
同居するまでのプロセスを紹介!
2~3日ケージを並べてお互いの存在を認識してもらう
同居は焦らず、少しずつお互いの存在感やにおいに慣れてもらうことからスタートしました。
3日ほど隣にケージを置いて、においや音で互いの存在を認識してもらいます。
ケージ越しに近づけてみる
次に、1匹ずつ部屋んぽさせました。
ケージに近づいた場合は危険がないか、危険な様子があればすぐに離れさせることができるように近くで見守りました。
きなこはミルクに興味深々で、ミルクのケージにすぐに近寄っていきました。
ミルクは驚いて隠れてしまいましたが、時間とともにきなこに興味を示すように。
攻撃的は様子はなく、鼻をフンフンしています。
お互いのケージの中に入りにおいに慣れてもらう(一緒には入らない)
2.の部屋んぽで危険な様子がなかったので、今度はお互いの家に入ってみます。
お互いのにおいを嗅いで、互いを認識してもらいます。
1~3で問題なければ一緒に部屋んぽしてみる
1~3でどちらかが警戒していたり、攻撃的である場合はそれぞれのプロセスに数日単位での時間をかけて進めていくことをお勧めします。
また、デグーの警戒心やストレスが強まる様子であれば同居自体無理に進めないことが大切だと思います。
きなことミルクはお互い興味深々で攻撃的な様子がなかったため、部屋んぽで触れ合ってみることにしました。
お互いのにおいを確かめ、交友的な様子でした。
寄り添って日向ぼっこする姿をみて、これは同居できそう!と確信。
2日ほどで次のプロセスへ。
1日10~20分程度一緒のケージ内で過ごす時間を作る
部屋んぽで交友的であればそのまま同居!でも問題ない気もしますが、
自分の家に他人が入る訳ですから、このプロセスも慎重に進めました。
また、ミルクがまだ赤ちゃんデグーだったため、事前にきなこの家には落下防止のハンモックの設置、ステップの間隔を近くして段差を小さくするなど、ミルク仕様に変更しておきました。
きなことミルクの場合はこのプロセスには3日かけました。
また、危なそうな場合にする離すことができるように飼い主はそばで見守りましたが、危ない様子はありませんでした。
家の環境を整えて同居開始!
これまでの経過で特に危険な様子がなかったため、ようやく同居を開始。
ケージはきなこが住んでいたSANKOイージーホーム40-BK(https://www.sanko-wild.com/animal/c_990.htm)にミルクが引っ越す形にしました。
ステップの段差の高さは大丈夫か、床材はミルクの足でも歩いて大丈夫そうか、
など小さいミルクに合わせた目線できなこの家を改造。
ミルクがこれまで使っていた寝床はそのままきなこの家に設置。
自分のにおいが付いたものは安心するようなので、多少汚れはありましたがそのまま寝床も一緒にお引越ししました。
また、床材もミルクが使用していた床材をきなこの床材に混ぜました。
しかし引っ越し当日からきなこの寝床で一緒に寝る仲良しぶりでした。
きなこ、ミルクよかったね!
おわりに
我が家のデグーたちは上記のプロセスを踏んですんなりと同居が開始できました。
しかしデグー個々の性格や生活歴があるため、デグーの反応を見ながら各プロセスを長くとったり、追加するなどしてストレスなく同居開始できるようになるといいと思います。
また、同居に向いていない性格の個体同士もあるため、その時は無理せずそれぞれのケージで暮らしてもらうことをお勧めします。
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