こんにちは。2匹のデグーきなこ(オス7歳)、ミルク(メス4歳)、夫とムスメと一緒に暮らしている主婦のさくらです。
デグーの部屋んぽの後、デグーをケージに戻すことに苦労していませんか?
特に多頭飼いだとあちこちにデグーが散らばってしまい、1匹1匹ケージに入れるのが大変ですよね。
筆者は2匹のデグーを部屋んぽしていた時はハウスを教えることで比較的スムーズにデグーをケージに戻すことができていました。
筆者がデグーにハウスを教えた方法を紹介します。
準備するものは、おやつと合図の音!
デグーのハウスとは、ある特定の音がなったらケージに入る→特別なおやつがもらえる
ということをデグーに覚えてもらうものです。
必要なものは合図の音と、ご褒美のおやつです。
デグーがより好きな特別おやつを準備しよう
デグーがケージに入った後にご褒美としてあげるおやつを準備します。
ここでは特別おやつと呼ぶことにします。
特別おやつは普段与えているおやつより、よりデグーの嗜好性が高いおやつのほうがハウスが身に付きやすいです。
我が家では普段のおやつは野菜チップス、ハウスの時の特別おやつはエン麦と決めていました。
デグーはエン麦が大好きなので、エン麦を与えたことがないご家庭はエン麦を特別おやつにしてみることをお勧めします。
普段聞きなれない音をハウスの合図にする
この音が鳴ったら、ケージに戻ったら特別なおやつがもらえる!という合図を決めます。
鈴や、何かを叩く音等なんでもよいです。
ペットのしつけに使われるクリッカーという製品もあります。
筆者はエン麦を入れている瓶を振ったシャカシャカ音と、ケージを叩いて出した音を組み合わせてハウスの合図にしていました。
「ハウス!」という声も試してみましたが、うちのデグーは反応しませんでした。
「ハウス!」という呼びかけでケージに戻れたらかっこいいので練習してみる価値はあるかもしれません(笑)
デグーがびっくりして隠れてしまうような音はおすすめしません。
ハウスで使うおやつ(=特別おやつ)は普段は与えず、ハウスの時のみ与える
ケージに入ったらもらえるおやつは特別なものである必要があるため、普段の遊びの時は与えず、ハウスの後にのみ与えるようにします。
もともとおやつはあんまりあげてないよーという場合は、普段のおやつでもいいと思います。
ハウス練習の流れ
特別おやつと合図を結びつける
まずはデグーの部屋んぽ中にハウスで覚えてもらいたい合図を鳴らしながら、特別おやつを与えます。
「合図の音=特別おやつ」という結びつきを作ります。
ケージの近くで合図と特別おやつを結びつけるようにすると、その後がスムーズです。
この過程で、1回の部屋んぽ中に特別おやつを与える回数は1~3回程度にとどめ、おやつのレア度を高めます。
繰り返すうちにこの音がなったら特別おやつがもらえる!と覚え、近寄ってくるようになります。
合図に反応するようになったら、おやつでデグーをケージに入るように誘導する
合図に反応してデグーが近寄ってくるようになったら、合図をならしつつ、特別おやつを見せながらケージに誘導します。
ケージの近くで合図を鳴らすようにしましょう。
ケージに入ったら、ケージの扉を閉め、特別おやつをあげる
ここで、ちゃんとケージに入るまでは特別おやつはあげない!と徹底することが大事です。
特別おやつを食べてまた部屋んぽに出かける…ということができないように、ケージの扉を閉めてから与えるようにします。
特別おやつを食べたら部屋んぽはおしまいだよ!ということを覚えてもらいます。
多頭飼いでも上記の方法でハウスを身に着けることができた
多頭飼いの場合は、単頭飼いよりも各デグーたちに覚えてもらうのでもちろん大変ですが、不可能ではありません。
デグーは他のデグーがおやつをもらっているとボクも!と競うようにおやつを欲しがるので、もし1匹だけでもハウス覚えてくれると、他のデグーも真似して覚えてくれると思います。(我が家はそうでした)
ただし個体差はあるので、覚えなかった場合は個別に対応してあげましょう。
1週間程度で身に着けることができた!
我が家のデグーたちは上記の方法で1週間程度でハウスを身に着けることができました。
我が家のきなこは、特別おやつが欲しくて自らハウスしておやつを待っていることもありました(笑)
なかなか合図と特別おやつが結びつかなくて苦労したり、ケージの中に入ってもらうのに苦労したりすることはあると思いますが、
ハウスできると部屋んぽが格段に楽になりますので、これからハウスを覚えてもらいたい飼い主さんはぜひ頑張ってみてほしいと思います!
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