【知らないと後悔】デグー飼育前に知っておいてほしいデグーの特徴5選

デグーとの関り方

こんにちは。

2匹のデグーきなこ(オス7歳)、ミルク(メス4歳)、夫、娘と生活しているさくらです。

今回は、デグーを飼う前に知っておいてほしいデグーの特徴の中で

筆者が特に頭を悩ませたものを厳選してお伝えします。

これから飼育を考えている方の参考になればと思います^^

ベタ慣れは稀である(多頭飼いではほぼ不可能)

YouTubeやSNSで見るベタ慣れは稀であることを理解しよう

YouTube等を見ると飼い主の手の上で眠るデグーや

犬並みに懐く、賢い動物であるとの情報を多々目にします。

しかしベタ慣れになるにはデグーの性格や遊ぶ頻度が大きく左右します。

ベースの性格が人懐っこいことに加え、デグーが飼い主を仲間のデグーと認識してくれるほどに構ってあげないといけません。

多頭飼いの場合は、デグーの仲間=デグー

であるため、ベタ慣れになることはほぼないと考えてよいでしょう。

そこに人間が介入する余地はありません(笑)。

ペットとしてデグーを検討している場合は、ベタ慣れを期待してお迎えすることはおすすめできません。

我が家の場合

我が家の1匹目のデグーきなこ(オス7歳)は、もともと人懐こい性格で

当初膝の上で寝転がってくれるほぼベタ慣れ状態でしたが、

ミルクをお迎えしてからはしなくなりました。

2匹目のミルク(メス4歳)は警戒心が強く、我が家に来てから4年経ちますが

おやつは奪って遠くで食べ、マッサージもさせてくれません(笑)

四六時中デグーと遊んでいられる人はいないと思うので、

最初からベタ慣れにはならないと思っていた方が「ベタ慣れすると聞いていたのにこんなんじゃなかった…」と思わなくて済むと思います。

追記すると、ベタ慣れ状態になるととても癒しではありますが、今まで通りに構ってあげられなくなるとデグーが寂しがりデグーのストレスが強くなります。
ストレスが強くなると呼び鳴きをしたり、ケージ齧りが悪化する、騒音を出す、禿げるなどの事態となり、飼い主にもストレスがかかってきます。
そのためベタ慣れが本当によいか?という点についても少し考えてみてもよいかも知れません。

とにかくなんでも齧(かじ)る

木だけでなく、プラスチックやビニール等とにかく何でも齧る

ものを齧ることはものを把握したり、歯を削ったり、ストレス発散であり、デグーに辞めさせることはできません。

デグーの齧る力は強く、木はもちろん

プラスチック、ビニール、ゴム、布、畳(畳は特に大好き!齧ったりむしったりします)、

本当に何でも齧ってボロボロにしてしまいます。時には食べたりもしています。

ガラス、金属、石以外のものは齧ると思っていてよいでしょう。

特にコード類は大のお気に入りで、

Wi-Fiのコードを齧られて接続が切れてしまったり、

部屋んぽ中に木製のドアの下部分を齧ってしまい、ボロボロにしてしまった経験もあります…

テレビのリモコンボタンも齧って押せなくなってしまったボタンもあります

部屋んぽでは狙ったものを集中的に齧る傾向にあるので注意!

例えば前回少し齧った養生段ボールの角を今回も集中的に齧って、ついに穴が開きそう!

など、一度目を付けたものを集中的に齧る傾向にあります。

1回の部屋んぽで集中的にダメージを受けてしまったものがあれば

養生するか撤去することが必要です。

部屋んぽの際は予め対策を練り、対策をアップデートしていく必要があるのです。

養生を怠ると家が破壊されます。

チモシー(牧草)や糞尿がケージの周りに飛び散る

チモシーや餌を寝床や落ち着く場所に運ぶ習性があるよ

デグーは食べ物を自分の落ち着く場所に運んで食べる習性があります。

そのため新しいチモシーを補充すると、チモシーをわしゃっと加えて寝床や隅っこのほうに運びます。

この過程でチモシーがケージの外に飛び散ります。

また、瓶や深型のチモシー入れの場合は底からチモシーを引っ張り出し、

そこら中にチモシーをまき散らしてしまいます。

おしっこがケージの内外に飛び散る

筆者が長年戦っている永遠のテーマとも言えますが、とにかくケージの外におしっこやウンチが飛び散ります。

デグーはトイレを覚えないことで知られていますが、

今までのデグーライフを振り返ると

常にいかにウンチ、おしっこが飛ばないかということを考えてきたように思います。

尿はマーキングの意味合いがあり、飛ばすように排尿する

デグーにとってのおしっこは縄張りを主張するためのマーキングの意味合いがあり、

とにかくどこでもおしっこします。

我が家のデグーを観察していると、特に高い場所にいる時におしっこをする傾向があるようです。

(例えば部屋んぽ中のソファの背もたれの上など)

そのためメッシュタイプのステップを使用している場合は

ケージになんらかのガードをつけないと壁におしっこのシミが付きます。

また、回し車でもおしっこするため、メッシュタイプの回し車だとおしっこがさらに飛び散ります。

おしっこの汚れは放置すると落ちにくい

フローリング等についたおしっこは放置するとシミとなって残るため、

ケージの上に新聞紙などを敷くか、こまめな拭き掃除が必要になります。

ヒトの手の上や服の上にもウンチ、おしっこをする

仲間だよ!と認識してくれている証なのか、手の上でもおしっこをします。

きなこもよく筆者の手におしっこをかけていました。

あったかいのですぐに気が付きます(笑)。

友達が遊びに来てデグーと戯れて服が汚れてしまった…なんてことがないように

膝に汚れてもよい布をかける、着替えてもらう等の工夫が必要です。

ウンチがケージの外にも飛び出す!

ウンチ自体は無臭で乾燥しているので、扱いやすいウンチと言えますが(笑)、

デグーはものすごくたくさんのウンチをします。

寝床や木のステップなど、下に物が落ちない構造のものの上はとにかくウンチだらけになります。

こまめにほうきなどで下に落とさないと、

ウンチをデグーが蹴っ飛ばしてケージから離れたところにウンチが落ちている…

なんてことは日常茶飯事です。

部屋んぽ後の

テレビの後ろにおしっことウンチ

ソファの溝からウンチが出てくる

なんてことは多々。

部屋んぽの時はおしっことウンチがセットになっていることが多いです(笑)。

玄関で部屋んぽしたことはないのに、なぜか父の長靴の中からデグーのウンチが出てきたことがあります。いまだに謎です。

部屋んぽ中に膝の上でじっとしていることは殆どない

デグーは賢く、好奇心旺盛な動物なので

ケージから出ると興味のある場所に走っていき、なかなか帰ってきません。

おやつをあげる時以外は部屋を散策します。

筆者はデグーたちに「ハウス」を教えていたため、デグーをケージに戻すことにさほど苦戦はしませんでしたが、

動物園のモルモットのように膝に乗せてナデナデしたい…

というのはデグーはほぼ不可能と思いましょう。

ハウスの教え方については下記記事を見てみてください↓

鳴き声や回し車、動き回る音はそれなりに大きい

呼び鳴き、興奮した時の鳴き声は結構大きい

デグーは昼行性で昼活動、夜は眠る動物ですが

夜中に突然

ちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅ

ぎゃっぎゃっぎゃっぎゃっぎゃっぎゃっぎゃ

等一定のリズムで鳴き続けることがあります。

我が家のきなこは3歳時に去勢をしましたが、

去勢前はこういった鳴き声を夜に出すことが多かったです。

結構音が大きいため、鳴き始めたら段ボールで囲っていたこともあります。

回し車の音は0にはならない!

元気いっぱい回し車を回す時の音は多少なりともあります。

我が家では現在SANKOのメタルサイレント(https://www.sanko-wild.com/709/

を使用しています。

ホイールの回転の音はほぼ気にならないのですが、

走るときの振動でケージ自体が揺れてカタカタと音がなります。

回し車を走る音を0にすることは至難の業です。

また、高いところから飛び降りる時のドスンという音や、

おもちゃで遊ぶ音、床材やチモシーを掘る音等、それなりに騒音はします。

おわりに

いかがでしたか?

デグーをお迎えした後にこんなはずじゃなかった!と思う飼い主さんが減ってほしいため

これからデグーのお迎えを検討している方に予め知っておいてほしいポイントを解説しました。

デグーって結構お世話が必要な動物なんです。

マイナス面ばかり書いてしまったような気がしますが、デグーは愛嬌があり懐いてくれると本当にかわいい生き物です。

デグーの様々な習性を愛おしく思いながらお世話できるといいですね!

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